don't look back
3割バッターが2打席続けて打たなければ
打者も周りも「調子が悪い」と
jpでは考えがちだと思います.
3割バッターが
最初の打席でヒットを打てない確率は
「1-10分の3=10分の7(70%)」
2打席目までヒットを打てない確率は
「(10分の7)の2乗=0.49(49%)」
3打席目までヒットが出ない確率は
「(10分の7)の3乗=0.343(約34%)」
よって
3打席目までに少なくとも1本
ヒットが出る確率は
「1-0.343=0.657」で約66%
意外と高く感じませんか.
そして
4打席目までにヒットが出ない確率は
「(10分の7)の4乗=0.2401」
よって
4回打席に立てば少なくとも1本
ヒットが出る確率は
「1-0.2401=0.7599」で約76%となる.
さらに
5打席目まで回ってきたら
「(10分の7)の5乗=0.16807」
少なくとも1本ヒットの出る確率は
「1-(10分の7)の5乗=0.83193」で
約83%
打席に入る回数が増えれば増えるほど
ヒットが出る確率も上がる.
これを成功確率1%の仕事に
置き換えて考えてみると
1回の挑戦で成功しない確率は、
「1-100分の1=100分の99(99%)」
絶望的な数字.
ところが,上記同様に計算していくと
100回,200回と挑戦を続ければ
400回ではなんと成功確率が98.20%になる.
継続は成功なりが統計学的に理解できる
ということが確率から証明できた.
とある日本のベンチャー企業は
創業3年目に倒産の危機に陥った.
そこで社長は出資者や提携先を探して
企業訪問するも相手にしてもらえず
ようやく出資と提携にたどりついた
I商事は
実に501社目だった.
先ほどの統計学的成功確率を
この1%の仕事例で考えると
500回回数重ねれば
1回成功する確率は99.34%
まさに成功確率1%の仕事を
成し遂げたといえる.
同じ統計データを見ても
考え方一つで見え方が大きく変わる.
素晴らしい情報を
活かせるかどうかは
考え方一つ
後ろを振り向かない.
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