「怪我予防のために日頃からやっていることはありますか?」
瑞牆イベントに参加したとき、ユージさんにこんな質問をしてみた。
すると、やはり彼も拮抗筋を意識して鍛えるようにしているそうだ。
肘の怪我予防には腕立て伏せ、指の場合は甲側(開く方)の強化などなど。
で、たまたまこの日セラバンドを持って来ておられたので、
それを使って指の拮抗筋トレーニングの方法を直々に伝授してくれた。
この手のトレグッズといえば、クライマーの間では例のやつ…
ボールに輪ゴムみたいのがついたアレ(すぐにゴム切れるアレ)が
恐らく最も有名だと思うけど、実際教わった方法を試してみて
こっちのが断然コスパがよく、そして効果があるなーと思った。
というわけでご紹介。
まずはセラバンドを用意。
セラバンドは色によって強度が違うけど、指の場合は「黄」か「赤」がいいそう。
黄色はインナーマッスルトレにも使えるし、一本あると何かと便利ですな。
セラバンド。
元はすごく長いので、適当な長さに切って使う。
私はストレッチにも使うので、少し長めに50cmくらいとってます。
次に、グーを作る。
その上にセラバンドをかぶせて…
セラバンドの裾を引っ張り…
グーパーするだけ。簡単~
強度は反対の手で持ってる裾の引っ張り具合いで調整します。
筋トレっていうとついつい大きい部分、クライミングでよく使う部位ばかりを
鍛えてしまいがちだけど、健康な体というのは正しいバランスがあってこそ
成り立つものだと思う。
でも、悲しいかなそういうことに気付くのって
怪我して泣いてるときだったりするんだよね。
今だからこそわかるいろんなこと。
おろそかにせず、少しずつ積み上げていこうと思う。