秋晴れの一日
前から行こうと計画していたけど、
この夏の異常な暑さで尻込みしていた場所へ行ってきました。
実はコロナ前から行きたいな!と思っていた場所です。
最寄り駅は白金台駅。
 
 
港区指定文化財の旧公衆衛生院です。

 

HPより抜粋

昭和13(1938)年に国民の保健衛生に関する調査研究及び公衆衛生の普及を目的に国が設立した機関「公衆衛生院」のために建設されました。

地下1階、地上6階、搭屋4階、延床約15,000㎡のこの建造物は、昭和13(1938)年10月、内田祥三の設計、大倉土木の施工により公衆衛生院として竣工しました。建設資金として米国ロックフェラー財団の援助を受けています。

この建物は、内田ゴシックと呼ばれている内田独自の意匠が採用されています。垂直にのびた中央棟と左右に広がる翼状の棟から構成された左右対称の威厳ある外観が特徴的で、入り口部分にはリズミカルな5連アーチが設けられ、来館者を迎え入れます。玄関を抜けると2・3階吹き抜けの中央ホールが配され、背面に設置された大窓とまわり階段、それらを装飾する金属製のレリーフで空間が構成されています。3階には、木質材が多用された院長室等が配され、上質な仕上げとなっています。このほか、公衆衛生院時代に式典や研究発表の場として利用されていた340席を有する講堂や、図書閲覧室及び、書架等が建設当初の姿のまま残されています。

 
正面玄関 中央棟

 
左右対称の外観
 
前庭
 
 
中央ホール
 
 
吹き抜けが印象的です
 
 
建物内から撮影した外観
 
 
広い講堂
 
 
ロックフェラー財団の寄付が建設資金となっているんですね。
当時、日本はまだまだ公衆衛生の面では遅れていたんでしょうね。
 
 
設計は東大の安田講堂等でお馴染みの内田祥三です。
「内田ゴシックと呼ばれている内田独自の意匠が採用されています」とHPに紹介されています。
展示室見なければ、建物のみの場合は見学料無料でした。
やるじゃん、港区!
 
やはり23区(ん?全部じゃないかもしれないけどね)って裕福なのかしらね?
横浜に転居する前に住んでた品川区も住民サービス良かったもんなぁ・・・
 
 
旧公衆衛生院への道の横にはこの看板↓
 
入り口のなんだか威厳のありそう門標。
ま、私にはまったく関係ないのですが、きっと頭の良い人が中にはわんさか居るんでしょうね。
医科学研究所の建物も内田氏の設計だそうです。
 
帰宅してから調べたら
港区観光協会のHPに
プラチナ通りから、東京大学医科学研究所の構内に入れます。同研究所は、明治39年に移転してきた旧伝染病研究所で、付属病院をもつ日本で最大規模の生命科学の研究所です。構内にある旧公衆衛生院舎と1号館は、建築家・内田祥三氏が設計したゴシック式の重厚な建物です。構内には遊歩道が整備されていて、西門から正門に至る散歩道が楽しめます。春はサクラ、秋は紅葉が見事ですが、あまり知られておらずちょっとした穴場になっています。
っと書いてあるじゃないですか?!知らんかった!リベンジせなアカン!