判官贔屓の街、大阪からみたマイナンバー制度。 | 助成金・資金調達から顧客創造まで-なにわビジネス経営指南-

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関西-大阪でビジネスを展開しようとする場合、大阪独特の商習慣や考え方を理解していないと会社運営できません。このブログでは、そういったなにわのビジネスに関することや視点を縦糸に、助成金や資金調達方法から顧客創造までを横糸にした有益な情報をお届けするものです。

wikiより。
「判官贔屓
(ほうがんびいき)とは、第一義には人々が源義経に対して抱く、客観的な視点を欠いた[1]同情や哀惜の心情のことであり[2]、さらには「弱い立場に置かれている者に対しては、敢えて冷静に理非曲直を正そうとしないで、同情を寄せてしまう」心理現象[3]を指す。「判官」の読みは通常「はんがん」だが、『義経』の伝説や歌舞伎などでは伝統的に「ほうがん」と読む。」

大阪人は、この判官贔屓の街と言われています。
昔っから、中央集権型の武士の持つ権力に対して、商人の意気込みというか、弱い立場をいじめるような政策や法律が大嫌いです。
これは前回書いた「」に通ずるところがありますが、この判官贔屓という言葉のルーツが、源義経にあるとは知りませんでした。

で、マイナンバー制度が来年1月1日からスタートしますが、税金と厚生年金関連の手続きの簡素化をめざしているという建前よりも、中央集権型の東京は霞ヶ関の方が考えた、弱いものイジメの合理的な方法という気持ちがどうも抜けません。

実際、消費税が8%から10%になる際、その2%について、軽減税率を導入し、それとマイナンバーをヒモづけるなんてのは、力の強い中央に管理されているみたいでものすごくイヤですし、それ以上にそのための設備投資が不可欠になる可能性が高いのですが、それ、私たち小売店が負担するの?なんてことになるわけですよ。
でもこのあたりにビジネスヒントがある感じがします。

マイナンバー活用の負担緩和策に懸念強まるhttp://www.yomiuri.co.jp/politics/20150906-OYT1T50116.html?from=y10