妻とは間違い電話で縁が出来ました。
妻は神戸出身。当時は大阪の門真市に色々あって仕事辞めて引越して来た。
前職の寮に居たけど当時の彼が京阪沿線に住んでいて仕事辞めるタイミングで同じ沿線の門真市に来た。ところが引越し間もなく彼と疎遠になった。門真市なんてオサレな神戸市民にまず縁が無い土地。知り合いゼロ。新しい仕事は充分に探す時間が無く、妻が資格を何も持っていなかったのと、貯金が底を尽きかけていたので「あなたでも今から楽しくお仕事できます」な女性用エステシャン。
エステシャンって重労働、トークもして「何時間、いや何年かけても美しくならんよ」な女性に次々に定期契約させたり施術内容を金額の高いコースへ変更させるノルマがあった。
妻は慣れない仕事に疲れ果て寂しくなって友人に電話したつもりだった、市外局番無しで。神戸は078、大阪は06。間違ってほぼ同じ番号の私に電話が繋がった。
私は「環境明媚」な吹田市北部に一人住まいしていた。この時期の一年前に酷い離婚のされ方をして精神的に再起不能に近い状態で、上べは独身貴族だが、優しい声に飢えていた私は夜の間違い電話にも優しく応えた。
私が残念ながら貴女の友人では無い事を伝えたら「ごめんなさい、ごめんなさい🙏」と電話を切った妻。
あー、若い女の子だったなー。可愛い声だったなー😮‍💨