早起き5011日目

おはようさまです

最近の雨は汚れる

それだけ微粒子が上空に漂っているのだろうか

昔から霞という言葉があったのだから微粒子が漂う日はあったと思う

空気の汚れを実感するのは雨が上がってクルマに乗る時

白いボディは目立たないが濃色はもう全身水玉模様だ

フロントガラスが水滴の輪ジミで埋め尽くされているし

昔はこんなに汚れる日は今より少なかったと思う

洗車する前に次の雨で綺麗になっていたと思う

そんな話をしていたら昨日の雨は綺麗だった

黄砂まじりの時は雨の水滴が濁っているのが分かる位汚れている

昨日の水滴には濁りは見えなかった

ゼロでは無いけど比較すると清浄度は高い

花粉症を患う身として大気中の微粒子量は死活問題だ

クルマに乗り込む時に雨の跡が綺麗だと今日は空気が澄んでいるのが分かってご機嫌になる

大昔は砂埃と花粉位だったのが今や化学物質の微粒子だらけだ

クルマからの廃棄ガス

工場からの排煙

無味無臭では無いよね

薄めれば排出しても構わないと決めたから今こうなっている

公害が認識された時はもっと汚れていたらしい

光化学スモッグとか呼ばれ忌み嫌われた

便利さの代償なのに嫌ったのだ

そこが人類の大きな間違いだった

薄めて使って我慢するのか

使わないで昔の暮らしを続けるか

皆で考えて決めなきゃいけなかった

それが後戻り出来ない甘い汁で肥えた一部の権力者間で薄めて使うと決めてしまい今に至る

もうどうにもならないレベルだ

選択の結果だから受け入れているが

花粉症じゃない人との生活の質に大きな差があるのが何となく悔しく思ってしまう心の小さな私です

くしゃみが止まらないのは辛いです

鼻水が止まらないのは辛いです

でも、砂埃や花粉は地球に取っては無くてはならないものです

吹き溜まりに溜まった砂に吹いてきた草の種が落ち芽を出す

この仕組みがこの星を緑に包みました

植物は砂さえあれば時間を掛けて森を作るのです

砂防ダムを見て下さい

最初は草一本生えて無かったのに数年後には草で埋もれます

数十年後には木に囲まれます

砂から草が生え

その骸が土になる

この繰り返しが永遠に続くことで段々と大きな植物が生きれる環境が整っていく

そこには年度目標とか中長期目標は無く

地道に一本ずつ一歩ずつ根気よくの姿があります

この仕組みを破壊した人類は代償を払わないといけないのではないでしょうか

人類に課せられた贖罪とは具体的に何なのでしょう

私には分かりませんが

とにかく起こること全てを受け入れる事が最低限の人類の務めだとは思います

それに抵抗するのではなく

受け入れることだと思います

その環境や条件の中でどう生きるかだと思います

既に食糧問題はおかしな方向に行ってます

緑を減らして食物が得られますか？

土をコンクリートで埋めて食物が得られますか？

子供の頃より我が故郷は街になりました

田んぼが減り

畑が減りました

その代わり家が建ちました

庭はせめてもの救いかも知れません

会社の庭でニラやシソを生やしてみました

手入れは殆どしませんが美味しく頂けました

自然の仕組みを理解したら

手を加えるのではなく

自然に任せることに至りました

これは小さな小さな実験です

自然を捻じ伏せるのではなく

自然に任せる気持ちを思い出す為の

新しい価値観の模索です