早起き3769日目
おはようさまです。
スパゲッティー・カルボナーラが大好き。
初めてその料理の存在を知ったのは高3の夏。
雑誌の特別号で、一冊丸ごとスパゲッティーだった。
スパゲッティー・カルボナーラが大好き。
初めてその料理の存在を知ったのは高3の夏。
雑誌の特別号で、一冊丸ごとスパゲッティーだった。
様々なレシピが載っていたので、作れそうなのを作ってみたらどれも旨くて、僕は益々スパゲッティーを好きになったのであった。
そして、色んなシェフを取材して、その店の名物スパゲッティーのレシピも紹介していた。
そして、色んなシェフを取材して、その店の名物スパゲッティーのレシピも紹介していた。
今でいう、レシピ本の簡易版だった。
東京にあるイタリア人のオーナーシェフの店では、カルボナーラを紹介していた。
見たことも聞いたことも無かった僕は、その記事に釘付けになった。
初めてカルボナーラを食べたのは、それから2年後だった。
百貨店の中にあるスパゲッティー屋さん。
中はほぼ女性ばかりだったが、一人で入って念願のカルボナーラを頼んだのであった。
目の前に出された憧れの一皿は何か違和感を感じた。
一口食べて更にガッカリした。
僕が毎日のように眺めて憧れたカルボナーラの写真とは違ったのだ。
サラサラの白っぽいソースに、細切りのベーコンが少々。
今ならカルボナーラ風味のスパゲッティーだと暖かい目で見れるのだが、まだ若い僕はこれをカルボナーラとは認められなかったのだった。
僕が擦りきれる程読み返したあの半ページでは、ゴロゴロのパンチェッタをじっくり火を入れて旨味を濃縮させていたし、ソースは卵黄と生クリームとパルミジャーノを混ぜただけの、少し黄色い粘りがあってスパゲッティーに絡み付くものだった。
写真を眺めていたら、段々と分かりました。
細かく観察すれば、食べなくても味が見えてきます。
そして、自分で作りました。
田舎に住んでいたから、食材を集めるのが大変でしたし、そんな高価な物は揃えられ無かったけれど、自分の思い描いたカルボナーラを作りました。
味見せず、感性に任せて作りました。
旨かった。
アレは絶対こうなるよ。
と思った20歳の春でした。
それから、色んなスパゲッティー屋さんで食べましたが、どれも物足りないカルボナーラでした。
そう、小心者はスパゲッティー屋さんには入れても、本格的なイタリアンレストランには入れませんでした(笑)