湿気と塗装の関係
梅雨の時期は雨が降ると直ぐに湿度が80%を超えます。
塗料の使用範囲として塗料缶に印刷されている文言・・・
気温5℃以上湿度80%以下
でお使い下さい・・・
梅雨は塗れません。
ブラッシングと言って、白っぽく塗装面がぼやける現象が起こります。
これは、塗料中の溶剤の蒸発時における気化熱により、
塗装面が冷却されて表面に結露(鏡に息を吹きかけると白く曇る)して
白っぽくなってしまう現象です。
塗装面はまだ柔らかいので、結露が蒸発しても結露の跡がそのまま残り、
白っぽいままになります。
速く乾く塗料(速乾タイプ:蒸発の早い溶剤が入っている)を塗装をする場合、
梅雨は十分に注意して下さい。
さて、前回は金色に塗った白扇子。
今回は真っ青に塗ってみました。
今回は染めQを使用します。
(株)染めQテクノロジィという会社の製品です。
染めQという缶スプレーが全国のホームセンターで売っています。
福井ではエルパのユーホームに置いてありました。
染めQのショッピングモールでも通販してますので誰でも簡単に手に入りますよ。
染めQは塗料と違って、染料です。
色が微粒子になっていますので、紙の繊維の奥にまで色が入り込んで繊維自体に着色します。
一方、塗料は粒子が大きいので紙の繊維の隙間を埋めてしまい紙の柔軟性を損ないます。
コチラは染めQの原液です。ホームセンターには売ってないと思います。
今回は缶スプレーはやめて、エアブラシで塗りました。
その訳は、この青色が缶スプレーでは無かったからです。
原液の100ml缶を購入しました。
コレがエアブラシ。透明なビンの部分に塗料が入ります。
20mlくらいかな。
これで扇子片面塗れます。
染めQついでに、もう一つ塗装したものをご紹介。
染めQの売りは超微粒子による表面を染めるという特徴。
塗料粒子では入り込めない表面の微細な凸凹にも入り込んで着色します。
特に革製品の補修に威力を発揮します。革の柔軟性そのままで色が付きます。
長年使い込んで色が薄くなった革製品を手軽にリニューアル出来ます。
もちろん革用の塗料はありますが業者専用で一般には手に入りません。
先日、金色扇子の時に購入した染めQ(色名:キンキラ金)のスプレー缶があまっていたので・・・
自分の名刺入れをゴールドにしてみました。
元の色はキャラメル色でした。ポケットの隠れていた部分に元の色が残っています。
写真では黄色にしかみえませんね~
実物は黄色でキラキラして金色っぽい仕上がりになりました。
革製品を安く自分で補修したい場合には染めQは便利ですよ。
染めQだけだとすぐ剥げるのでクリアーを上から塗ると長持ちします。
染めQは使用方法にも書いてありますが、何回も何回も薄く塗って下さい。
一度に色を付けようとして、厚く塗ると失敗しますのでご注意下さい。
乾燥が速いので、一吹きしたらちょっと待って、
もう一吹きしたらちょっと待って
といったように、徐々に色を付けていって下さい。
金色などのメタリック系はキラキラ粒子が重いので直ぐに下に沈みますので
缶スプレーは良く振ってから使って下さい。小まめに振りながらスプレー下さい。
身近な物の色を変えることは塗装という手法を使えば簡単に出来ます。
しかも、好きな色に調色(色を混ぜ合わせて目的の色を調合すること)できます。
人生色色
自分の好きな色で塗るという価値を塗装によって提供いたします。
塗装のことで何かご質問があれば、気軽にメッセージででもお訊ね下さい^^


