小6から中1になり、
隅っこで見学したり、トレーニングしたりそんな日々。
今までは、グランドの真ん中で、主力として、
やってきたから、ギャップを感じるのは、
よくわかる。
あまりおもしろくない。
そう感じるのも、よくわかる。
でも、今まで君たちがやってきた野球は、
野球と言っても、ほんの一部分なんだ。
投げて、打って、走って、点を取る。
それだけ。
でも、視野を広げて、周りを見てみたら、
いつも、いろんな人たちが君たちと一緒に、
野球をしていたことに気づくはず

中学生になったら、それらは君たちが、
全てやらなきゃいけない。
トンボがけ、グランド作りは当然。
スコアを書いたり、審判をしたり、
得点板やSBOや、ボールボーイ、
もっと言えば、審判さんへのお茶出しも、
君たちの仕事だ。
更に大会になれば、アナウンス、駐車場係、相手チームの誘導、
今まで大人がしてくれたことは、
もう誰もしてくれない。
普段の練習も、ノックだって自分たち。
練習メニューも自分たちで考え、
自分たちでやってみて、
うまくいかなきゃ、自分たちで反省し、
自分たちで改善する。
それらをひっくるめて野球であり、チームなんだ

言ってしまえば、野球技術が高いだけでは、
将来何の役にも、立たない。
それより周囲を観察し、今自分が何をしなければいけないか考え、
自分から進んで行動する。
それを野球で学んで欲しい

“下積み”
モノを重ねるときに、土台となる部分を積んでいくこと。
これからの人生にとって、
かけがえのない大事なステップ。
このチャンスに、
心をこめて、丁寧に石を積むのだよ。