本物の自信 |   茨木ナニワボーイズ小学部
【これこそ本物の「自信」】・・・失敗を重ねて勝ち取った本物の「自信」だけが、力の礎(いしずえ)となり得る
「自分のやっていることは、理由があることでなくてはいけないし、自分の行動の意味を、必ず説明できる自信をもつべきである」(イチロー進化論より)
この競争社会は、常に自信満々でなければ勝ち抜くことなど不可能だ。自信の量と成功する確率は、確実に比例する。しかし、マニュアルや方法論だけに頼りすぎる日常が、私たちから自分の軸を奪い取り、その結果、本当の自信を育てるチャンスを奪ってしまう。情報化が進んだ世の中だからといって、容易に表面的な情報をいくら集めてみても、それが本当の自信には決してつながらない。本当の自信は、自分自身の五感で感じ取り育てるもの。それには、徹底的に思索を重ね、それをもとに決断し実行していくことで育てるしかない。そして、ある程度の結果をコンスタントに出せるようになれば、自信は徐々に深まっていく。一度や二度、ちょっといい結果を出したという程度で「自分には自信がある」「自分はつかんだ」という人がいるが、それは単なる本人の思い込みでしかない場合が多い。その程度の「自信」は、小さな失敗によって簡単に崩れ去ってしまうもの。また、プレッシャーのかからないところでつけた「自信」も、たいていは本物ではない。大勢の人々の期待と、大きな責任を背負うプレッシャーの中でも平常心を保ち、普段通りの実力を発揮できることこそ真の
自信であり、それが出来てこそ一人前なのである。