まだまだ日本文学書チャレンジは続いています
今回も超有名でとても評価の高い文学書です
【山の音】 川端康成著
数少ない日本人のノーベル文学賞作家です
ただ今回の川端康成の著書はとても読みやすく、細かい章に分かれていて節目がはっきりして理解しやすかったです
そして…その章ひとつひとつのタイトルが【山の音】の様に【○の△】となっているんです
内容はとても素朴で…
登場人物も少なく…
どこかにありそうな家族の問題を描いたお話です
派手さはひとつもなく、静かに…ずっと静かに進んでいきます
その静かな進み方が何故か引き込まれていくんですね
アッと言う間に読み終えてしまいました
ここでいつもの勝手な評価ですが
星4つ ★★★★ とさせて下さい
限りなく星5つの満点に近い、自分好みの小説なのですが…
何かもうひとつ感動がなく、完読感も低いんですね
でもとても大好きな雰囲気の小説です
日本人らしい日本人の文学書ですね
この雰囲気とこの感覚は日本人ならではの小説だと思います
なので川端康成は、ノーベル文学賞を獲得できたんでしょうね
とてもとてもオススメの小説です
でもメリハリやスリルを楽しみたい方にら退屈かも
日本文学書…やっぱりいいですね