本当に、院長を先頭に医者達が廊下の向こうからゾロゾロやってきた。
ちゃっかり親方も前列にいた。親方はどの派閥に属していたんだろうか。
普段は入れない 土日の病院を徘徊するのも いい暇潰しになった。
薄暗い小児科の待合室に行って、本棚にある『オトメン』を読んだりしていた。
親方と私、二人揃って世間話ができないタイプなので、今まで業務的な会話しかしてきませんでしたが
一回目の手術の退院後に、初めて親方と治療以外の話をした。
手術のお礼にあげたお菓子を食べた親方が「いただいたお菓子美味しかったです」って言ってきて
ちょっと 感動(笑
その診察の終わり際に、別の病院へ転勤になるので 私の担当から外れることを聞かされました。
最初で最後の親方との世間話でしたが、
大学病院で転勤って、親方なにかやらかしたの?派閥争いに巻き込まれたの?
それともこれが出世コースなの?私の腕の痛みまだ治ってないんですけど、とか
色々頭の中で考えてました。
入院している時は、暇すぎて早く退院したいと思っていたけど、
いざ退院が近づくと、現実に戻りたくないので退院したくなくなる不思議。それが入院。











