「お土産あるよ」と言われ
渡されたのがこの紙袋
これだけでもテンション上がるのに
「シュウマイも入ってるから」と言われ
ますます嬉しくなる私
この紙袋に入っているのは
きっと”鳩サブレ”だろうから
一緒に渡される”シュウマイ”と言えば
おそらく赤い箱のアレですよね
でも
隣にいた旦那ちゃんは
全然ピンッと来ないみたいで
「なんでシュウマイ?」と
疑問を感じていましたよ
神奈川県出身の私としては
どちらもすごく馴染みのある物で
純粋に「美味しいから好き」だし
「懐かしいから嬉しい」もありました
”鳩サブレ”と”崎陽軒のシウマイ”
どちらもいくらでも食べられるくらい
小さい頃から好きな食べ物です
珍しいお土産や流行のお菓子も嬉しいけど
ど定番のお土産もいいですよね
生まれも育ちも神奈川県で
30年ほど暮らしていた私は
結婚すると決め長野に越してくる時
田舎に嫁ぐ事を周囲に心配されても
地元愛もなければ首都圏にこだわりもなく
「無理だったら帰ってくるね」と
アッサリ引っ越してきたんです
それから10数年
地元に帰りたいと思う事もなければ
都会に戻りたいとも思わないほど
ここで楽しく生活しているけど
こういう馴染みの物に触れると
懐かしく思うものなんですね
子どもの頃
母親がたまに地元を懐かしみながら
「行ってみたい」と言うのを聞き
きっと当時とは景色も全然違うのに
どうしてそんな事を思うんだろうって
不思議に感じていたのに
今になってようやくその気持ちが
なんとなく理解できるようになりました
私の地元もかなり開発が進んでいて
当時とはかなり景色が変わっただろうし
知ってる場所がどれだけあるか分からなくても
「いつか行ってみたいな」なんて思うのは
きっと年を重ねた証なんでしょうね
子どもの頃は自分が大人になるなんて
どこか他人事のような気がしていて
いざ20歳になり成人してからも
30代になる自分はイメージ湧かなかったし
今でも
自分が50代・60代になったら
どんな風になるのかなって
遠い先の話しな気がしてるけど
そんな風に思っているうちに
アッと言う間にその時が来るのでしょうね
例えば10年後
次男くんが成人していて
私は50代になっていて
子ども達が3人とも巣立っていて
夫婦だけの暮らしの可能性もあれば
誰も出ていってくれなくて
大人5人暮らしをしてるかもしれないし
どんな風に暮らしているのか
ちょっと楽しみでもありますよ
無限に食べられる気がします
特別美味しい訳でもないんだけど
ついつい手が伸びるんですよね
神奈川のお土産なら
これもいいですよね