私が小学生だった頃は
遠足のオヤツは300円までで
放課後に友達とスーパーへ行って
どれにしようか選んでいると
別のグループもお買い物に来ていて
お互いに何を選ぶか興味津々だったし
駄菓子をたくさん持ってくる子がいたり
ポテチを袋で持ってくる子がいたりして
毎回
300円をどう使うかに
真剣に頭を使っていました
そんな事を思い出したのは
次男くんの秋の遠足のオヤツ代が
150円と決まったからなんです
今の時代
物価がどんどん上がっているのに
自分の頃の半額だと思うと
選択肢がかなり少ないだろうから
次男くんのチョイスが楽しみかも
最悪1つもありえますよね?
このオヤツのお買い物
授業の一環でみんなでスーパーへ行き
自分達でお買い物をしてくるんだけど
路線バスの時間の関係で
選ぶ時間が短いらしく
「何を買うか事前に親子で下見して」と
なかなか面倒な企画なんですね
だから
指定されてるスーパーへ
次男くんと下見に出かけたんだけど
150円きっちり使いたい次男くんは
計算機を片手に真剣に選んでました
何故ならば
学校では計算機を持っていけないから
小学2年生が当日150円ピッタリ買うのは
かなり難しい技なんですよね
メインを107円のオヤツに決め
残り43円について悩む次男くん
私とのお買い物なら
数円のオーバーはOKしちゃうけど
学校ではそんなわけにいかないから
「お釣りはあげるよ」と声をかけても
使い切りたくて真剣なんです
さすがアホ男子
小学2年生
何をするにも真剣で
それがすごく愛しいんです
この日も
なかなかイイ組み合わせが見つからず
お菓子売り場で30分近く悩んでて
売り場で計算機片手に考えてるから
通りかかりの方に微笑まれたりと
「長いなぁ」と思わなくはなかったけど
楽しい時間を過ごす事ができましたよ
子どもの動きって面白いんですよね
そんな愛しの次男くん
そのうち私より背が高くなって
髭が生えて声が低くなって
隣にいるのが私でなく彼女になってと
暇だから次々に妄想していたら
より一層今の姿を大切にしなくちゃと
選ぶの長くても気にならなくなりました
気が済むまで選べて楽しかったのか
家に帰ったらこれをくれました