『本当はちがうんだ日記』
またまたホムラ・エッセイ。
著者は世間の一般的な感覚とは違う世界で生きてるらしい。
いろいろなトコで、いろいろなコトに、違和感を抱いているらしい。
それでも何とか世間に合わせようとして日々を暮らしているものだから、ちょっとした事にも緊張を強いられているらしい。
↑かようなことを、トボケた調子で、アイロニーを笑いに包んで描いてる。
大甘な1980年代を学生として過ごしてきた者特有の匂いが感じられる。
多かれ少なかれこれを読んでる私にも当てはまるところがあるナと感じながら、ニタニタしながら通勤の車中で読んだ。
2章では「本」をネタにしたエッセイが11篇集められてる。ココを読んでるとニタニタがニヤニヤになる。
そういや、深沢七郎のエッセイにこれと似た題名の『言わなければよかったのに日記』 ってのがあったな。
関係あんのか??