『古代出雲の原像をさぐる 加茂岩倉遺跡』
「出雲展」 を一緒に見に行った先輩が、会場で購入したものを借りて読んだ。
銅鐸が一カ所から39個も出土した加茂岩倉遺跡に関することを中心に、弥生時代の出雲地方がどのような邦であったかを推定(ときに想像)し、素人にも判るように記した内容の本。
「遺跡を学ぶ」というシリーズの53巻。
日本にある遺跡一つひとつについて、それぞれ1冊にまとめたシリーズの中の1冊。
マイナーな本かもしれないが、内容は充実している。写真や図表もふんだんに使われていて理解しやすい。
遺跡がワンサカ出てくる地方ってのは魅力的だ。
出雲地方には、未だ足を踏み入れたことがない。
いつか行かねば。
島根で何かの学会でも開催してくれないかな・・・。