『古代出雲の原像をさぐる 加茂岩倉遺跡』 | 本だけ読んで暮らせたら

『古代出雲の原像をさぐる 加茂岩倉遺跡』


『古代出雲の原像をさぐる ・加茂岩倉遺跡』  田中義昭/著、 シリーズ「遺跡を学ぶ」/新泉社(2008)


「出雲展」 を一緒に見に行った先輩が、会場で購入したものを借りて読んだ。


銅鐸が一カ所から39個も出土した加茂岩倉遺跡に関することを中心に、弥生時代の出雲地方がどのような邦であったかを推定(ときに想像)し、素人にも判るように記した内容の本。


「遺跡を学ぶ」というシリーズの53巻。

日本にある遺跡一つひとつについて、それぞれ1冊にまとめたシリーズの中の1冊。

マイナーな本かもしれないが、内容は充実している。写真や図表もふんだんに使われていて理解しやすい。


遺跡がワンサカ出てくる地方ってのは魅力的だ。
出雲地方には、未だ足を踏み入れたことがない。

いつか行かねば。

島根で何かの学会でも開催してくれないかな・・・。