『働かないアリに意義がある』 | 本だけ読んで暮らせたら

『働かないアリに意義がある』

『働かないアリに意義がある』  長谷川 英祐/著、 メディアファクトリー新書(2010)


多様性があることは、集団を、種を、世界を、粘り強いものにする。

粘り強さは、チョットやそっとの危機に直面してもポッキリと折れたり、最悪、絶滅してしまう、などということを減じてくれる。


無駄であること、短期的な利益には繋がらないこと、予測不能なこと、こうしたことが充分に在り得ると知りつつ、それでも自分の出来ることを日常として続けること。


アリやハチの世界を観察し続けることが、ヒトの世界を知ることに繋がる。