『GOSICK Ⅳ』 | 本だけ読んで暮らせたら

『GOSICK Ⅳ』




『GOSICK IV-ゴシック・愚者を代弁せよ-』   桜庭 一樹/著、  角川文庫




性懲りもなく4巻。短篇集まであわせたら5巻目。


死者(愚者)が残した謎に挑む主人公の少女ヴィクトリカ。


この巻では、おおかた学園内だけを舞台として話が収まった。 今までの中ではコレが一番気に入った。


しかし、この巻以降では、国家規模の陰謀だの、第二次世界大戦だのと関わってくるような気配が感じられる。。。


この先、主人公の少女と少年が、ヒロイン&ヒーロー化していってしまうのか? 何となく、そんなような気がする。


あまり壮大な(大風呂敷を広げた)物語にはなって欲しくない・・・。 チャンと畳んでくれるのならイイのだが。。。 杞憂か??