『坊ちゃん』
2010年の「新潮文庫の100冊」の一番最初に紹介されているのが、この『坊ちゃん』。
だからと言うわけでもない。8月に松山まで行く用事があるため、松山ってのはどんな所なのか?を知りたくて、ガイド本のつもりで読み始めた。 今まで夏目漱石など読んだこともなかったもんだから、コレくらいは読んでおこうか、と云う“ついで”みたいなものもあった。
だが、松山のことは大して詳しく書かれていない。
江戸っ子の坊ちゃん(漱石)は、松山をハナッカラ田舎扱いして馬鹿にしてる。褒めてるのは(道後)温泉だけだ。
物語としては単純だが、坊ちゃんと赤シャツのキャラが立っていてイイ。まさに勧善懲悪ものの典型キャラだね。それがイイ。 文章も一つひとつが短くて歯切れが良くて読みやすい。
いい年したオッサンが夏目漱石初読みだなんて、恥ずかしったらありゃしねぇが、一応このブログもメモ代わりなんで取り敢えず載せとく。
そうそう、今回の「新潮文庫の100冊」のなかで読んだことのあるのは、『坊ちゃん』も含めて16冊だった。。。