『週間マンガ日本史』 33 34
久しぶりに読んだ「週間マンガ日本史」
33号は、坂本竜馬 (佐々倉コウ/画)
34号は、勝海舟 (安彦良和/作)
坂本竜馬に関しては、薩長連合、大政奉還、船中八策の立案者としての側面がクローズアップして描かれている。
勝海舟については、晩年にジョン万次郎と茶飲み話をしているとの設定で、咸臨丸によるアメリカまでの航海と西郷隆盛との話し合いによる江戸城無血開城の回想を描いている。
30ページにも満たないマンガだから、人物の一生を描くことなど不可能だ。だから、このようなエピソードを絞った描き方にならざるを得ないのだろう。
まとめ方、焦点の当て方次第で、作品の良し悪しが左右される。
この両作は、まァ、旨くいっている方だと思う。