『ちくま 2008 No.451』
筑摩書房のPR本。
この号で最も面白かったのは、『オタク文化の現在』として連載されている第20回記事で、竹熊健太郎氏が書いた『「絵のないマンガ」の可能性』という記事。
竹熊氏が講師をしている多摩美大で、学生に課した「マンガを描け」というレポート課題に対する、ある学生の『放課後、雀荘で』という作品が凄い。
文字=セリフだけで4人のキャラクターの違いや行動までもが表現されている。感動モノの作品だ。
群ようこが、自分の母親のことを書いた記事も良かった。
岸本佐知子の『ネにもつタイプ』80回は、「死ぬまでにしたい十のこと」という記事。7つしかネーじゃん!