『眠れない夜には星を数えて』 | 本だけ読んで暮らせたら

『眠れない夜には星を数えて』

『眠れない夜には星を数えて』  吉野朔実/著、大和書房(1996年)


帯の背には、“大人のための不思議絵本”って書いてある・・・

(画が出てこない。amazonには置いてないらしい・・・ケッ!)



角川文庫から出ているはずの吉野朔実のマンガ・エッセイを探しに「ブ」へ行く。行きつけの数軒の新刊書店には置いてなかったので。「ブ」にもなかった。あまり期待はしていなかったが、やっぱり。


ところが、この本が目に付いた。しかも105円だ。ラッキー!


吉野朔実の文章は(もちろん画も)ほのぼのとしていてイイ。時折鋭い視点でモノを見ていることも伺える。ただ、ほのぼのとしているだけの人ではなさそうな気もする・・・?



吉野朔実のスルドイ視点 >>自称代名詞<<

男は、同僚や後輩・部下などと話すときは「ぼく」や「俺」、業務などで顧客や上司と話すときやオフィシャルな会合などの場では「私」、田舎に帰って幼馴染とはなすときは「オラ」、学生時代の体育会系の先輩と話すときは「自分」、時には「拙者」、「小生」、「我輩」、「某」などを、場所、相手、年齢、立場、状況、時間などによって、社会的背景によって使い分ける。

女は、「あたし」or「わたし」だけ。。。


↑ なるほどネ~、って思った次第。



「ブ」には、これ↓を探しに行ったんだ。

お父さんは時代小説(チャンバラ)が大好き (角川文庫)/吉野 朔実
お母さんは「赤毛のアン」が大好き (角川文庫)/吉野 朔実