『yom yom ヨムヨム vol.1 』 | 本だけ読んで暮らせたら

『yom yom ヨムヨム vol.1 』

新潮文庫 yonda? CLUB のキャンペーン雑誌の初刊本。 真っ赤な表紙にパンダが描かれているアレ。「ブ」の105円本としてゲット。


この 『yom yom vol.1』 には、川上弘美、梨木香歩、江國香織、角田光代、畠中恵、三浦しをん、小野不由美、山本文緒、豊崎由美、岸本佐知子らの作家、評論家、翻訳家が、短編小説やエッセイを書いている。


最近、いろいろな方達から紹介していただいている女流作家さんたち、とその作品。

この 『yom yom vol.1』で、紹介していただいた何人かの作家さんの作品が読めた。

この中で、梨木香歩さんが、『家守綺譚 クスノキ オオアマナ 露草 サナギタケ サギゴケ 梔子』というのを書いていたが、これが最も私の好みに合致した。こういう雰囲気の物語はイイ。『家守綺譚』の文庫本、「ブ」で購入することに決めた。

川上弘美さんの『長い夜の紅茶』という短編もまあまあだった。

畠中恵さん、岸本佐知子さんは言うに及ばず・・・


この雑誌、ある作家の作品を本格的に読む前の“試供品”みたいなものだったな。。。