やっと一息 | 本だけ読んで暮らせたら

やっと一息

先週末、能登半島地震の被害調査に同行した。学会の調査団に付いて行ったので、民間会社だけでは通常立ち入り禁止となっている被災現場も見ることができた。帰ってきてチョットした報告書を仕上げなければならなかったため、昨日まで結構忙しかった。

年度末の繁忙期が終わって、休暇でも取って一息付こうと思った矢先の緊急出張だった。おかげで娘と約束したスキーにも行くことができなかった(埋め合わせをしなければ・・・)。

読み終わって途中まで書いていた『ロング・グッドバイ』の感想のアップもかなり遅くなった。


被災した地方に暮らす方々の現在と今後の苦労を目の前にしながら、現場を歩き、被災箇所を見ていることに後ろめたさを感じ、自分の行動が憚れる。どの被災現場でも、いつ行ってもこの感覚が強烈に付いてまわる。

能登半島に行っている間、ほとんど本を読まなかった。普段の出張なら2冊ほど鞄に入れて、往復の電車の中や宿泊先で読み耽るのだが、今回は持って行ったのにも拘らず、なぜかほとんど本を読まなかった・・・。


いや、ホント疲れた。

本日、週のなか日に休暇を取って一息入れる。。。



能登半島の桜はまだ咲く気配がなかった。。。早く咲くとイイね。