『猟犬探偵』 | 本だけ読んで暮らせたら

『猟犬探偵』

猟犬探偵/稲見 一良
(稲見作品をたて続けに再出版している光文社はエライ!)
私が持っているのは新潮文庫版(1997)。新潮文庫版では、安倍龍太郎氏が解説を書いている。


失踪した猟犬を探し出す探偵、竜門卓を主人公とする珠玉の4編。

「トカチン、カラチン」、 「ギターと猟犬」、 「サイド・キック」、 「悪役と鳩」


この物語に登場する男や少年、そして、この物語を書いた作家と、解説を担当した作家。

誰もがカッコいい。

ヒトの理想とする生き方、が描かれている。



いったい何回この本を読んだことだろう・・・(何度読んでも、感傷的になっちまうぜ・・・)。

誰もが稲見一良を読むべきだ。



【 稲見一良 作品 】

『セント・メリーのリボン』

『ダック・コール』