光文社の古典新訳文庫
このブログをご覧頂いている方には今更という感が強いだろうが、私の読書傾向というのは、翻訳作品、海外モノに偏っている。翻訳・海外モノにもいろいろあるが、英米の現代ミステリ、その中でも更に特定のジャンル、作家に偏った読書をしている。
これまでも、幅広い読書などしてきていないし、また、この先もできそうも無い。
いわゆる“古典”と称される作品など、ほとんど読んだこともない。
だからといって、読みたくないわけではない。・・・というより、読みたい。
で、
光文社が先月から「古典新訳文庫」というシリーズの出版を始めたのをみて、どんなんだろう? と興味を持っている。
なんでも、少々古臭くなった言い回し・文章で綴られている名作を、現在使われている言葉・語彙を用いてリニューアルし、読みやすくしようとの試みを図っているそうだ。
いろいろある・・・・
- トルストイ, 望月 哲男
- イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ
- シュペルヴィエル, 永田 千奈
- 海に住む少女
- カント, 中山 元
- 永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編 読了?
- ドストエフスキー, 亀山 郁夫
- カラマーゾフの兄弟1
- ポー, 小川 高義
- 黒猫/モルグ街の殺人 読了
- シェイクスピア, 安西 徹雄
- リア王
- ケストナー, 丘沢 静也
- 飛ぶ教室 読了
- トゥルゲーネフ, 沼野 恭子
- 初恋
- サン=テグジュペリ, 野崎 歓
- ちいさな王子 読了
- バタイユ, 中条 省平
- マダム・エドワルダ/目玉の話
- ロダーリ, 関口 英子
- 猫とともに去りぬ 読了
- レーニン, 角田 安正
- 帝国主義論
↑↑↑ これらの作品、1冊として読んだことがない(威張るようなことではないが・・・)。
どれもコレも読んでみたいものだが、それが無理なのは承知しているので、ぜひ、ポーの『黒猫/モルグ街の殺人』、ケストナーの『飛ぶ教室』、ロダーリの『猫とともに去りぬ』くらいは読んでみようと思っている。
ポーの『黒猫/モルグ街の殺人』とケストナーの『飛ぶ教室』は、これまでも訳出されているが、ロダーリの『猫とともに去りぬ』
は本邦初翻訳だそうだ。手始めはこれかな??