準々決勝: ドイツ 1 vs 1 アルゼンチン
前半。
どちらのチームもビビッているのか? ほとんど攻撃の形ができていない。
結構、一発勝負のゲームではこういった展開になる。
まだ、アルゼンチンのほうが、DF3ソリンのオーバーラップを絡め、MF10リケルメを中心とした中央でのパス交換による崩しを試みている分、マシか?
それにしてもドイツはまったくの“ドン引き”状態で、いいとこなしだ!
ポゼッションは圧倒的にアルゼンチンだ。
・・・が、今大会、ポゼッションの高いチームが結構負けている。アルゼンチン、心配だ・・・。
アルゼンチンのサッカーを決勝で見てみたい。 後半もアルゼンチンに肩入れするぞ!!
後半。
アルゼンチンがコーナーキックからDF2アジャラのヘッドで1点。
こうなるとまったく前半とはゲームの内容が異なってくる。ドイツが攻め始める。
アルゼンチンは、司令塔のリケルメを下げて、ボランチのMF5カンビアッソを投入。“守れ!”ということなのか? おまけにアルゼンチンのキーパーはアクシデントで交代してしまった・・・。
すると・・・、ドイツがMF13バラック → MF18ボロウスキー → FW11クローゼの同点ゴール!!
いやー、ドイツはすごいな! その後もドイツ・ペース・・・
リケルメを下げたアルゼンチンは、ボールをキープできる選手がいなくなってしまった上、交代枠を使い果たしてしまった・・・。
延長前半。
同点にした後、調子付いたドイツ。延長に突入してもドイツ・ペース。
交代枠を使えず、メッシもアイマールもサビオラも投入することができないアルゼンチン。
防戦一方。 どうする!? どうするのよ! アルゼンチン!!
延長前半も終了間際。アルゼンチンが息を吹き返し始めた。カンビアッソ、マキシ・ロドリゲスの運動量は健在だ! テベスもまだ動ける。 いけ! アルゼンチン!!
延長後半。死闘は続く・・・。
それにしてもカンビアッソはすごいぞ!! ドイツの攻撃の芽を摘んでいるのは彼だ! ・・・かと思えば攻撃の起点にもなっている。アルゼンチンの攻撃はこの期に及んでもショートパスを繋いで中央突破を試みる。これだからアルゼンチンのサッカーは最高なんだ!!
引き分け。PK戦に突入。
・・・なんてこった! アルゼンチンは優勝するはずだったんだぜ!!