『ライオンと魔女』
- C.S.ルイス, 瀬田 貞二, C.S. Lewis
- ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり(1)
読み終わった。 読み出すと、アッという間だった。
先日も書いたが 、言い回しが古めかしいのが気になった。何年前の訳なのだろう?
数少ない記憶だが、私が子供の頃に読んだ、あるいは聞かされた童話や子供向けの物語が、まさにこんな具合の言い回しだったような気がする。
しかし、物語の内容は、“児童書としての王道”、と思えるような筋立てだ。
そして、なによりも、あからさまな子供向けの教訓めいた語りがないのがいい(取り敢えずこの第1話では無かった。もっとも、そんなのがあったら、子供たちは興醒めだろうけど・・・)
チョイ役の年老いた先生ってのがイイ味のキャラクターだったナ。
引き続き、第2話『カスピアン王子のつのぶえ』を読んでみよう。