本だけ読んで暮らせたら <2005年のベスト3> | 本だけ読んで暮らせたら

本だけ読んで暮らせたら <2005年のベスト3>

本だけ読んで暮らせたら <2005年のベスト3>



いろいろな新聞や雑誌・WEBでも行われた、2005年ベスト本の紹介。

当ブログ『本だけ読んで暮らせたら』の管理人もマネしてみます。

対象は、2005年に出版された本、かつ、自分で読んだもの、その中から3冊選びました。私が読む本のジャンルは非常に偏っていますが、そのあたりは御容赦を。


(a) 『暗く聖なる夜(上・下) 』  マイクル・コナリー/著、古沢嘉通/訳、講談社文庫

(b) 『アースダイバー』  中沢新一/著、講談社

(c) 『素数ゼミの謎』  吉村仁/著、石森愛彦/絵、文藝春秋



(a)は、各雑誌等でも軒並みTOP3に選ばれている翻訳ミステリーです。当ブログでもさんざん紹介してきましたので今サラですネ。


(b)は、変人?宗教学者が書いた画期的な東京論です。著者が好きか嫌いかはともかく、この本は本当にオモシロい。巻末に付いている地図(縄文地図)だけ眺めていても時間がつぶせます。


(c)は、数学のゼミナールの話ではありません。アメリカに13年、17年ごとに地上に現われる“蝉”の話です。120ページ程度の薄い本です。やさしい説明文とカラー・イラスト満載の内容で、誰にでも判る科学書です。