「ベスト・アメリカン・ミステリ ハーレム・ノクターン」

著者: J・エルロイ&O・ペンズラー, 木村 二郎 他
タイトル: ベスト・アメリカン・ミステリ ハーレム・ノクターン
「ベスト・アメリカン・ミステリ ハーレム・ノクターン」 ハヤカワ・ミステリ
ジェイムズ・エルロイ&オットー・ペンズラー/編、木村二郎・他/訳
2002年にアメリカとカナダで発表された多くの短編ミステリーの中から選ばれたという20編を集めた作品集です。
まだ、読んではいないのですが、あまりにも豪華な執筆陣で、本屋で見たときには思わず声が出そうになりました。
私が読んだことのある作家を抜き出すだけでも次のとおり豪華です。
ジェイムズ・エルロイ(序文)
マイクル・コナリー
トマス・H・クック
ジョー・ゴアス
ジョー・R・ランズデール
ロバート・B・パーカー
ジェイムズ・エルロイは、<LA四部作>で有名な、いわずと知れたノワールの旗手です。
マイクル・コナリーは、<刑事ボッシュ・シリーズ>など、上質の作品を乱発している作家です。現在のアメリカ・ミステリー界では、デニス・ルヘイン、ジェフリー・ディーバーと並ぶ御三家です(って、私が勝手に決めている)。
トマス・H・クックは、<“記憶”4部作>など、なんとも独特の雰囲気の味わいのある作品を書く作家です。
ジョー・ゴアスは、<DKAシリーズ>で古くから活躍している作家です。
ジョー・R・ランズデールは、「ボトムズ」でブレイクした(最近、文庫化されました)旬の作家です。
ロバート・B・パーカーは、<探偵スペンサー・シリーズ>を書き続ける、今やアメリカ・ミステリー界では大御所の1人です。レイモンド・チャンドラーの遺稿「プードル・スプリングス物語」を完成させた作家です。
いやー! 今から読むのが楽しみです。