「聖なる酒場の挽歌」 | 本だけ読んで暮らせたら

「聖なる酒場の挽歌」



著者: ローレンス ブロック, 田口 俊樹
タイトル: 聖なる酒場の挽歌
二見文庫


 アルコール中毒探偵マット・スカダーを主人公とする作品です。
 チャンドラーが確立したといわれる? 気高い孤高の私立探偵像とは異なり、自らの弱さを自覚し、時に自責の念に駆られながら事件と対峙していく新しい探偵像を描き出しました。
 ハードボイルド小説の異なる流れを作ったといっても良い作品です。

 といっても今から20年くらい前の作品です。既に古典の部類になってきたかも?

 (今でも続いています。)