ゲームセンター等で

よく見かけるエアホッケー。


下から空気を吹き出し、

夏の暑さに冷たい風を

送り込んでくれる素敵な機械です。


ついでにパックを浮かせ、

マレットでゴールに叩き込む、

遊び心も備えたあの機械です。


パックがスーッと動く感覚は

なんとも言えません。


が、運動能力が高い人同士や

卓球部同士で対戦すると

途端に危険を振りまき始めます。


通常、パックが高速になると

守るだけで精一杯になりますが、

彼らは高速になったパックを

力の限りマレットで叩き続けます。


その勢いが限界を超えると

パックは舞台を飛び出し、

後ろの恐い人に直撃したりします。


あれは大変でした。

あの人たちって、声掛けてくる前に

いつの間にか増えてるんですよね。


そうこうしている間に時間切れになり、

パックの滑りが悪くなっていました。

どちらにせよ、互角だと時間切れに

なるんですけどね。

仕事に対し、頑張らない「優しさ」

→後輩が仕事を頑張る機会を作る為に。


子供に対し、ご飯を作ってあげない「優しさ」

→子供の料理の腕の向上、もしくは次のご飯のスパイスに。


混雑する店で必要以上にのんびり食べる「優しさ」

→並んでいる人がさらにおいしく食べられるように。


電車で床に座る「優しさ」

→少しでも多くの人が席に座れるように。

最近あまり見かけなくなったような。


お年寄りに席を譲らない「優しさ」

→足腰の弱りを緩和する為に。


レジで商品を袋に詰めてくれる「優しさ」

→いつも助かってます。

混んでる時はさすがにやってくれないけど


考え方と感じ方、屁理屈で

ある程度何とでも理由付けできる優しさ。


優しくない人なんていない?


あ、嘘つき忘れた。

じゃ、わしは全部実践しておるよ。

後ろから「カルシウム光線!」と叫ぶ声が。


振り向いてたまるかと堪えつつ、

聞き耳を立てていると、

子供同士で騒いでいるだけでした。


どういうわけか頭から離れなくなり、

電車での1時間、ぼんやり色々と

考えていました。


光線ってことは光る?熱い?


ウルトラマンのイメージだと

当たると腕、頭、体、足の順で

爆発する?こわ。


ちょっと楽しくなってきました。


カルシウムを放出しているとしたら、

あの子の骨はもうスカスカに

なっているのでは?

最年少の骨粗しょう症でギネス?


ギネスに載るなら光線のほうか。

誰も出せない光線だから、

カルシウム含有量、世界一の

光線を出したとか。


子供の言う事だし、いっそ光線に

こだわる必要はないのかも。


例えば、体内から骨を少しずつ

砕きながら高速で飛ばしているとか。

当たると大変なことになりそう。


逆に攻撃じゃなく、直接相手の体に

カルシウムを補給するような効果が

あるとしたら。


おじいちゃん、おばあちゃんの

救世主になれるよ。あの子。


あの子のカルシウムの消費量が

尋常じゃないことが判明した。

ということは、カルシウムの補給も

相当がんばっているんじゃないだろうか。


きっとお母さんの苦労も絶えないだろうな。

食べたくないと駄々をこねるあの子に

煮干を食べさせ、牛乳を飲ませ。


きっとカルシウムをうまく吸収できる

食べ合わせの研究には余念がないに

違いない。


いや、研究をしているのは実はお父さんか。

わが子を守るためとはいえ、研究に没頭するあまり、

夫婦や子供との関係は悪化する一方。


「あのおじさん、だれ?」って言われる日は近いぞ。

お父さん。


ついに言われ、うなだれ、荒れ始めるお父さん。

お父さんにつられて、不機嫌なお母さん。

いらいらを収めるべく、光線を放とうとする子供。

でもストレスで光線は出ない。


と、この辺で集中力が切れて居眠りしてました。