下関市から日本海の海岸線沿いに
本州西端を周回し
島根県益田市より中国山地を横断して
瀬戸内海側の広島市へ到達する路線で
道路状況としては
路線のほぼ中間に位置する
益田市を境に大きく分かれる
起点の下関市から益田市までは
日本海沿いを走行しており
国道9号(鳥取県岩美郡岩美町 - 益田市間)や
国道178号(岩美町以東)と共に
山陰地方の各都市を連絡する性格を持つ
ほとんどの区間で
JR西日本山陰本線と並行(線路と併走する区間も多い)し
基本的に海岸沿いのルートを経由するが
部分的に峠越えの区間も存在する
山陰自動車道に並行する
自動車専用道路である萩・三隅道路は
この道路のバイパスである
下関市豊浦町・豊北町を
中心とした区間には
「西長門ブルーライン」
阿武町を中心とした萩市から
益田市にかけての区間は
「北長門コバルトライン」
の愛称がそれぞれある
一方で、益田市から終点の広島市までは匹見峡
三段峡などの山間部を通過し
島根県石見地域・広島県北西部と
広島市を結ぶ陰陽連絡路線としての性格が強い
なお、広島市安佐北区可部以南の
終点までの区間では
国道54号や国道183号などと重複し
祇園新道はこの重複区間の中にある