きょうだい園でインフルエンザが流行っています。先週から罹患の子が増え始めていました。連休を挟んでいたので小康状態になるかと期待していましたが、休み明けは職員の発熱者が出てきています。卒園児や在園児のきょうだいが通う大谷地小学校で学究閉鎖の情報もあり、気をつけていたのですが、やはり感染症は怖いものです。札幌市のインフルエンザ感染に伴う登校基準を見ると、同一の学級又は学年でインフルエンザ様症状を呈する欠席者数が各在籍数の20%以上に達した時に学究・学年閉鎖となります。きょうだい園の4歳児クラスはこの20%を超えていますので、クラス閉鎖になる水準ですが、保育園にはこの基準が適用できません。コロナ感染の時も、市は極力保育を行うことを保育園に求めていました。児童福祉施設である保育園は養育者の「保育を必要とする」要件に応える役割があります。特に保育園は乳幼児期の子どもが集団で生活するところですので、健康を考慮すると「何となならないか」と思います。しかし、自分の周りをみても、仕事が休めない状況で保育園が休園したら困るということもが多いようす。この葛藤は昔からあり、今に至っいます。今年の10月1日に「育児・介護休業法」が一部改定されました。3歳以上小学校就学前の子どもを養育する労働者は養育両立支援休暇制度など「柔軟な働き方」ができる労働環境を求めています。当法人はこの「法」の改定により制度を導入しました。年間10日間の「支援休暇」付与(ただし無給)。この仕組みが浸透すると、もしかして園の感染症時の在宅保育に利用する保護者が増えるかも知れません。園対策で必要なことは。感染症一般に言えること、すなわち手洗いんの励行(うがいは幼児でも難しい)、室内の換気、小まめな体温測定、休息と早めの受診、そしてワクチンの接種です。まだまだ続きインフルエンザの流行です。当園は幸いにまだ感染児童は出ていません。インフルにかからないように祈る思いです。(11/4。K)