【生兵法は大けがの元】
「生兵法は大怪我の元」ということわざは、
中途半端な知識や技術を頼りにすると、
かえって大きな失敗を招くという意味です。
父は大工だった。小さい頃の僕は、
工具を真似ては「俺もできる」と得意げに釘を打った。
だがある日、慣れない手つきで木材を扱い、大けがをした。
泣きじゃくる僕に、父は手当てをしながら静かに言った。
「生兵法は大けがの元。でもな、本気で学べば必ず力になる」
それから父は一から丁寧に技を教えてくれた。
釘一本打つたび、父の言葉を思い出した。
年月が経ち、父が亡くなった今、
僕は職人として現場に立っている。
不器用な始まりがあったからこそ、
父と過ごした時間が、今も胸を温めている。
知っていると
やったことがあるとは
大違い
知ってるから私に任せるとは
生兵法は大けがの元ですね
後で泣きついたら
許してあげよう
ありがとうございます。
茶まん
今日のクラウドファンディング
「失われゆく戦国の港町を救え!」 お江の方と佐治一成が愛した歴史を未来へ
愛知県常滑市大野町は、お江の方と最初の夫・佐治一成ゆかりの港町です。失われつつある歴史を未来へつなぐため「おおの縁むすび隊」を立ち上げて全国から人が集う町、そして親しみやすい着ぐるみ「お江ちゃん」と町の歴史と魅力を発信し、かつての賑わいを取り戻すことを目指します。
支援していただけたら、嬉しいです。