さあ、第二部です。
第12回世界バレエフェスティバル 特別プロ
<オマージュ・ア・ベジャール>
<第二部>
「バクチIII」 音楽:インドの伝統音楽
シャクティ:上野水香
シヴァ:後藤晴雄
「さすらう若者の歌」 音楽:グスタフ・マーラー
ローラン・イレール、マニュエル・ルグリ
「ボレロ」 音楽:モーリス・ラヴェル
首藤康之
平野玲、松下裕次、長瀬直義、横内国弘
後藤晴雄さんは、小林紀子バレエ・シアターのザ・レイクス・プログレスを観たことがありますが、やはり魂で動いている人だと感じました。格好をつけることを意識していないから格好良いのだと思います。
上野水香さんは、神から遣われた動物のようでした。舞台セットがないので、‘まんま’に動きが分かります。
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加筆・訂正 小林紀子バレエ・シアターで観たのは、弟の後藤和雄さんでした。お恥ずかしいことに感動の余韻まで勘違いしておりました。ここで訂正させていただきます。(8/18)
ローラン・イレールとマニュエル・ルグリの男性デュエットも忠実でした。セットもなく、衣装も全身タイツのみで全く誤魔化しがきかない厳しい世界です。
そして一番の楽しみだった首藤康之さんのボレロ!!まずは練習を積み確実に振りを覚え、赤い台の上ではなすがままに踊っていたそうです。(プログラムからの受け売りです。)ギエムのボレロをVで繰り返し観たせいか、力強さはやや劣るものの、すべてを出し切っていました。かなりのブランクがあり、ボレロを引き受けること自体に躊躇があったようです。(もちろんプログラムによると)それでも首藤康之さんからベジャールはもちろん、バレエに対するオマージュが深く伝わってきました。
お隣の席の品の良いおばあ様(なんとヌレエフを直にご覧になったそう!)によると首藤康之さんは、もっと踊る場所を与えるべきだと仰られてました。本来、良いものを持っているのにチャンスが少ないから錆びて来るとも・・・。ははァ、、、長く見守っている方は深いですね。
③につづく
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A子拝