さよならメール | 雨の生活

さよならメール

ずっと彼のメアドが消せなかった。


もう必要ないのに、消さない。
意味ないねあせる


自分が進むために、
最後のメールをした。


いつも、彼が嫌がるような言い回しや、困るだろうと思うことや、重いやつだと感じられないような言葉で、接した。


だけど、最後と決めたから、ひとつの後悔も残さないようにしたいと思って。


好きだったこと、
きっと一生忘れないこと、感謝してること、ごめんねって気持ち。


全部。


今の彼には分からない。

何年も経ってからでいい、いつの日か、彼の心に少し届きますように。



できたら一生の中でもう一度、声くらいは聴きたい。