「13日の金曜日」は、
英語圏の多くで不吉な日であると信じられている。
多くの国で用いられているグレゴリオ暦では、
1年間に必ず1日以上、「13日の金曜日」が現れる。
イタリアで不吉なのは「17日の金曜日」。
旧約聖書のノアの箱舟で有名な「大洪水」が、
ある月の17日に始まったとか、キリストが処刑されたのが
金曜日だったとか、別々に不吉とされていたものが、
後に一緒になったと思われる。
一気に広まったのは、
20 世紀初頭にアメリカで書かれた同名の小説
(あのジェイソンが出てくる話の原作)からで、
それ以前は記録がない。
こういう迷信めいた日が設定されて、気
をつけようと思うことで
事件や事故が減るなら良い事だ。
一方、フランスでは「13日の金曜日」は宝くじの売り上げが
急上昇する幸運日で、
宝くじを買う人は通常の3倍にも膨れ上がる。
「13日」と「金曜日」(不運+不運=幸運)と
なる考え方だとか。
島内にある教会の牧師に聞くと「教義において13日の金曜日云々は一切ない。日常生活において全く意識していない」と言う。
来週その日がやって来る。
ならばフランス人を気取って宝くじを買ってみますか。
滅多にない日に運試しだ。
夢も見られるし、収益金は地元に還元される。
というようなコラムを書こうとしましたが
新聞にはふさわしくないとの理由でボツになりました。
全く理解できない。