今日は
市民合唱祭が行われました。
日頃の練習の成果を
発揮するべく
誰もが気負ってました。
そんな中で
上手に力を出せた人
いつもとは違った人
それぞれが
それぞれの状態で
舞台に上ったわけですが
それもまた
それで
ひとつのハーモニーを
醸し出すわけです。
同じ舞台は二度ない
同じようにやっても
どこか違ってる
だから素晴らしい。
ハプニングさえも
舞台の大事な要素です。
だから面白い。
お客様と舞台上のできごとを
共有するわけです。
うまくいった舞台よりも
何かトラブルがあったほうが
お客様の印象は
強く残るかもしれない。
あの時の
あの場所に
集まった人間にしか
共有できない空間
それが舞台です。
演劇でも
初日
中日
千穐楽
ドンドン
芝居は変わっていきます。
役者を育てるのは観客だし
観客を育てるのは役者だし
お互いの望みが強いと
奇跡が起こります。
役者のそれぞれが
100%を出したら
舞台は200%にも300%にもなるのか
それは違います。
それぞれが100%を出し合って
違う形の100%を作り上げるのです。
プロでもない人々が
今日作り上げた
舞台でのパフォーマンスを見ていて
そう感じました。