散歩していて
踏切にさしかかった時
急に思い出して寒くなった
随分前の夏の日
ある踏切で
遮断機が上がるのを待っていた
踏切の向こうにも数人待っていた
その内のひとりの女性の姿が
ぼんやりとしてしか見えない
変だなぁと思いつつ
そちらばかりを見ていた
やがて遮断機が上がり
横断を始めたら
その女性がこちらに近づいてくる
それでもぼんやりとしか見えない
すれ違う瞬間に一言
「何であたしが見えるの?」って
あぁ、この人はこの世のものではないのか
って納得。
その瞬間、全身が総毛だってしまい
足もガクガク震えだした。
その後、同じ場所で
幽霊を見たという話を何度か聞いた。
なぜ、今日それを思い出したのか
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