幕末というのは凄い時代ですね。
価値観がすっかり変わってしまう。
世の中がひっくりかえる。
人々は明日はどうあるのか
判らずに右往左往してしまう。
人の数だけ物語があるのは当然だが
後の世にまで語られる話は少ない
だが幕末の話は多数残っている。
前の時代までは高貴な人の話ばかりだが
幕末は庶民に至るまでの逸話がのこっている。
歴史好きにはこれはたまらない。
史実をいろんな立場から見比べられる。
いろんな角度から照らすことができる。
悲惨なだけに思えた戦いが
それぞれの正義の名の下に
それぞれのしがらみで
行われたことがわかってくる。
新撰組を扱った小説も
数多くあるので読み比べてみよう。
阪本竜馬も多くの作者の目を通して
比べてみると面白い。
普段の生活の中で
物事を一面からしか見ていないで
誰かが放った一言だけで
印象つけられていないだろうか
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