その日は朝から体調が良くて。
頭痛もなければ腹痛もなく
久しぶりに気持ちの良い1日のスタートでした。
羽衣国際大学の授業は前期最後の日。
学生たちは、
この4ヶ月で目に見えるスピードで成長し、
先生として嬉しい時間を過ごしていたのです。
3限が終わり、4限。
発声練習に続いて
ロングトーンを学生と一緒にやっていました。
『それでは行きますよ、せーの!
あーーーーーーーーっ』
立って声を出しはじめて10秒が経過したころ。
頭の中がジワッとしびれて、
ふわっと気持ち良くなり、
真っ暗になったのです。
「先生!先生っ!大丈夫ですか?」
次の瞬間、目を開くと…
学生たちの顔と、隣の部屋にいた先生の顔が!
その向こうに天井が見えました。
あ…
私、倒れた?
一瞬、何が起こったか分かりませんでしたが、
冷たい床の感触を下半身と背中に感じたことから、
自分が倒れたことが分かりました。
声を出していたのに、
真っ暗になって
気がついたら倒れていたのです。
その間の記憶がありません。
大きな声を出していた最中に
突然、意識がなくなるなんて…!
小学校の頃、
朝礼の最中に倒れるクラスメートを見ましたが…
元気良く声を出しながら気を失う人を
見たことがありませんっ(^◇^;)
いったいぜんたい、どうしてしまったのか…
とは言え、まだ授業中。
それも最後の大切な授業です。
途中で止めるわけには行きません。
そのまま授業を続け、無事に終了。
前期の授業を総括し終わり、
学生たちも元気良く教室を出て行きました。
ほっとした途端、
ちょっとフラフラしましたが、
そのまま電車で帰宅。
友人にLINEで、
そのことを報告すると…
『病院に行くべきだよね、脳神経外科とか』
と冷静に言われ…
翌日、朝から脳神経外科へ…
その後は循環器内科、そして脳神経内科へ…
CTを撮って、血液検査をして、心臓のエコーなどなど
そして、今も!
こう見えて、ホルター心電図の検査をしています。
貧血とか低血圧のせいかもしれませんが…
やはり突然、気を失うと言うのは大事のようで(^◇^;)
脳みその血管とか、心臓とかに
万が一問題があると困るので
徹底的に調べて貰っております。
とほほ。