『着物1枚に帯3本』!


一着の着物に対して

合わせる帯を3本持っていれば着回しが効く、

と言う意味の言葉で、

着物の世界ではよく言われる言葉です。


とは言え、

実際に着物を着ていると…

その逆、

着物3枚に帯1本でも、

なかなか着回しが効くのです( ^ω^ )


秋っぽい帯を1本しか持っていない私は

この季節は特に工夫のしどころ。


春色の着物たちを

秋色に変えるコーディネートに苦心します。


とは言え、

それは楽しい悩み。


今年の秋も

敢えて、

なけなしの1本の茶色の帯で気回してみました☆

古典柄の淡いシャーベットオレンジの訪問着も…

色鮮やかな袋帯を合わせると

初釜など初春な感じですが!


茶色の帯で、グッと秋めいて来ます…でしょうか???

母が和裁をして自ら縫ってくれた…

ドン引きするほど鮮やかな(^◇^;)

黄色の色無地も…


これまでは、ついつい綺麗な色の

白地に藍色や緑、牡丹などの帯を合わせて

菜の花のようなイメージでしたが…

茶色の袋帯で…

あ〜ら、不思議(o^^o)


素敵な秋の装いに!

…なっていますでしょうか???

そして!

緑色に橙色の花が咲く訪問着も…


今までは、

白地に金糸銀糸の袋帯を合わせていましたが、

茶色の帯とオレンジの帯締めで

秋を感じるコーディネートに!!


…変わりましたでしょうか?!?

いやぁ、なかなか…

私としては苦手な秋らしい演出。


お茶会の前の晩は、

帯上げや帯締めを箱ごと出して来て

てんやわんや( ̄▽ ̄;) 

 

とは言え、

気がつけば20年も着続けている着物や帯、

小物に囲まれて幸せな時間です。


何より『ものを大切にする心』が育まれたことが

嬉しい今日この頃。


あくせく働いて、

少しずつアイテムを増やしながら

これからも楽しんで行きたいと思います。


今年の秋は

ようやく少し秋を感じさせる色の着物を

久しぶりに新調してみましたが…

秋めいた雰囲気を演出できていますか?