あなたにとって、

一番嬉しい瞬間はいつですか?


私は、

一生懸命作った作品をお渡しする時です(o^^o)

受け取って下さった瞬間の笑顔!!

たまらなく嬉しいんです。


最高の笑顔を有難うございます( ^ω^ )


先日は、

京都の『亀遊池』と命名されたお茶室まで

拙作をお届けしましたが…


なんと!

ご亭主の阿部晴子さんが

『お嫁入り茶会』ならぬ『お披露目の茶会』を

開いて下さったのです!!


夏に涼を呼ぶ青磁のお道具組に支えられ、

なんとかお役目を果たそうと頑張る、

私が作った『今様織部』の茶器。


青磁の金魚鉢が風炉に見立てられ、

灰の上に小石を乗せることで

より涼し気になると言う、粋な演出です。




勿体ないほどのしつらえに胸が熱くなります。

「なおみ」と言う銘まで付けて頂いた茶器。


『今様織部』はポップなデザインに見えますが…

“網干” “蕨手つなぎ” ”片輪車” は

全て安土桃山時代から描かれて来た織部の紋様です。


400年も前に

このデザインがあったかと思うと

織部の奥深さを感じてやみません。


『お披露目茶会』は、

まずは「三友居」の竹籠弁当で虫養い。


中国の詩人、白居易の詩にある

「琴、酒、詩は人生における三つの友である」。

その一節に、その名が由来する名店です。


主菓子は、
この季節にピッタリの『雨がえる』。

可愛らしいお菓子に、

ご一緒して下さった皆さんも笑顔☆笑顔です。


その後、お席に入り直して…

いよいよお茶の時間。


嫁入りした娘が、
きちんと役に立てるかどうか
ドキドキしながらお点前を拝見。

おーっ!

なんとかお役目を果たすことが出来ました( ^ω^ )


お薄のお菓子は、

ヨーロッパのアンティーク、

インク壺を見立てた素敵な振り出しに♫

工夫を凝らした
素晴らしいお見立てのお道具に囲まれて
至福の時を過ごすことが出来ました。

色々なお茶会にお呼び頂きますが、
まさか!
『お嫁入り茶会』を開いて頂けるとは!!

こんな日が来るとは思わず、
本当に嬉しい時間でした。

阿部晴子さん、
ご相伴下さった皆様!
誠に有難うございました( ^ω^ )