現代美術作家のヤノベケンジ、

画家でイラストレーターの天野喜孝。

レディガガも履いた靴をデザインしたアーティスト

串野真也。 


これまで

美術館やギャラリーで目にして来た

アーティストの芸術作品を舌で味わえる!?



名だたる手練れの皆さんが

“一期一会”の茶席のお菓子を…

同じく職人技を極めた菓子職人と対話しながら

作り上げました。


京都の“有斐斎弘道館”で開催されている

『京菓子展10周年特別展

 一席一菓 あつらえのかたち』。





さまざまな分野で活躍する9人のアーティストが

茶席における「亭主」となり、

大切な客人を迎えるために

9人の菓子職人とあつらえた菓子が展示されています。


まさに

食べられる“芸術作品”。


それぞれの和菓子には…

生み出され形づくられて行くまでの

ストーリーや哲学があり、

小さいけれど奥深い世界が広がっているんです。


小説家、夢枕獏は

今回のために一篇の小説を書き下ろしました。

菓子職人の幾世橋陽子が

それを和菓子と言う形に表現。



その場に足を運ぶからこそ味わえる

リアルな世界観。


私が紹介しているのは、ほんの一部です。

是非是非、弘道館に行って感じて下さい。


芸術作品である和菓子との“一期一会”の出会い。


弘道館のお茶室で、

作品の中のいくつかから一つを選んで

実際に味わうことも出来ます。

お茶席では、

老松の当主で弘道館の理事、

工学博士にして茶人の太田達さんが

お客様をお出迎え。


楽しみながら学びの多いお話で

盛り上がりました(o^^o)


最後は、

弘道館 館長 濱崎加奈子さんもご一緒にワイワイ☆


お菓子を囲んで様々な人のご縁は広がるばかり。

素晴らしい展示を有難うございました。


『京菓子展10周年特別展

 一席一菓 あつらえのかたち』は

今日、2月12日が最終日。

残された時間は1日。

とは言え、貴重な経験をするには十分な時間かも。

今から弘道館へ。