28年アナウンサーをした読売テレビを辞め💦

第二の人生にチャレンジ‼️


何のツテもなく日々、奮闘する

人生アレやコレやの失敗日記😅


50代から始める新たな冒険、発信中🌸



「カーーーーーーット!

 おい!植村なおみ!!

 何やってんだ、走らなくちゃダメだろーっ!」


えーえーえーっ!


映画の撮影がクランクインした…

撮影初日。

一発目のNGを出してしまったのは…


な、な、なんと!

私ーーーっ!?

…だったのですっっっ(^◇^;)





第47回日本アカデミー賞で

『ゴジラ-1.0』が

最優秀作品賞をはじめ

脚本賞、助演女優賞、撮影賞など8部門で

最優秀賞を受賞しました!!


本家アメリカの「第96回アカデミー賞」では、

視覚効果賞の日本作品ノミネートは

今回が初めて!


…などなど

話題になっていますが。


実は!

およそ30年前。

『ゴジラ』シリーズの映画に

この私が出演させて頂いていたのです♫


その名も…

『ゴジラvsデストロイア』!!

〜ゴジラ死す〜

と言うキャッチコピーで話題になった

シリーズ22作目。


監督は大河原孝夫さん、

脚本は大森一樹さん。

1995年12月9日に公開された作品です。


私はリポーターで

セリフもある有り難いお役を授かりました。


恐ろしい研究結果に気づいてしまった科学者。

研究所で、

彼を発見した沢山のリポーター達が

その内容を聞こうと彼を追いかけて

インタビューすると言うものです。


そして、なんと!

映画がクランクインして

1番最初の撮影がそのシーン!!


緊張しているのは、

生まれて初めて映画に出る私だけではありません。


映画の最初の撮影。

監督自身もスタッフも

どんな雰囲気で撮影が始まるのか

ピリピリした現場になりました。


そして、

始まった『ゴジラvsデストロイア』、

最初のシーンの撮影。


カメラが回ると同時に

リポーターの皆さんと一緒に科学者を追いかけ、

私が質問するハズが…


周りの皆さんが

あまりに鬼気迫った表情でダッシュをするもので…


私は…

その場で、すっ転んで、

カメラのフレームから消えてしまったのですっ!!


「カーーーーーーット!」

ざわざわざわっ…

撮影が始まった途端のNG!!


うわっ。

みんなの目が私を捉えていますーっ!


「おい!植村なおみ!!」


1人ポツンと取り残された私に

「何やってんだ、走らなくちゃダメだろーっ!」

怒号が飛びます。


ひええええーえーえーーーっ!!

穴があったら入りたいっ!


とてつもなく肝を冷やした瞬間でした(@_@)


とは言え、

2回目の撮り直しは

なんとか無事に終えることが出来たのですが!


その後、

映画のクランクインを撮影に来ていた

読売テレビの撮影クルーからは、

「植村さん、いいネタ有難うございます☆

 ワザとですか?

 ゴジラvsデストロイア1発目のNGは

 記憶に残りますからね。」

などと冷やかされ、

その後も笑いのネタにされ続けました。


いやいやいやいや、

テレビのロケとは打って変わって

映画の現場は関わっている人数がケタ違い。


そんな大勢の皆さんに

ご迷惑をおかけするなんて。

そんな大変な事をしでかす訳にも行かず、

申し訳ない気持ちでいっぱいでした。


とは言え…

確かに30年経った今も覚えているエピソード。


ゴジラの映画を観るたびに

申し訳ないけれどヒヤヒヤした思い出が

胸をよぎります(^◇^;)


とほほ。




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