最初のキッカケはお茶会でした。
「大山崎山荘 美術館で素敵なお茶会がある!」
お茶室の名前は…
“彩月庵”。
大きな窓があり、
そこからの眺めが素晴らしい。
そんな噂を聞きつけて訪れたのです(o^^o)
大山崎の駅からかなりの角度の坂を
ぜいぜい言いながら
上がって辿り着いた大山崎山荘。
さらに歩みを進めて
“彩月庵”まで行くと…
一目その姿を見て、
ほーっと、ため息が出てしまいました。
まさに紅葉の最中。
色とりどりの葉で
お茶室が美しく染まっていたのです♫
大きく開け放たれた窓からは
黄色から小金色、だいだい、真紅へと…
変わりゆく艶やかな秋の風情が!!
一番のご馳走、
変わりゆく季節の景色を眺めながらの一服は
心と身体を喜ばせてくれました(o^^o)
素敵なお茶会のあとは美術館へ。
美術館そのものも深紅に染め上げられ…
目を見張るような美しい世界が広がっていました♫
展示されていたのは…
没後10年が経とうとしている
ガラス作家“舩木倭帆”さんの作品の数々。
花瓶 、皿 、鉢 、グラス、茶碗…
デザインから仕上げまで
手仕事によって生みだされた器です。
ガラスという素材でありながら、
やわらかな温もり溢れる舩木さんの作品は
今もなお、多くの人々を魅了してやみません。
美しい作品と燃える秋のもみじ。
久しぶりに
ゆっくりとした時間を楽しむことが出来ました。
紅葉と言うと、
つい京都を思い浮かべがちですが、
大山崎山荘で過ごす1日は
思いのほか心豊かな時間になりました。