28年アナウンサーをした読売テレビを辞め💦

第二の人生にチャレンジ‼️


何のツテもなく日々、奮闘する

人生アレやコレやの失敗日記😅


50代半ばから始める新たな冒険、発信中🌸

 

ここ数年お世話になっている清水靖子さん。

旦那様は藤間流の踊りの師匠でいらっしゃいます。


そんな旦那様の傘寿、80歳をお祝いする

おめでたい踊りの会の司会をさせて頂きました。

『藤間良太郎の会

 〜傘寿に寄せて 雪・月・花〜』。

当日の主役は藤間良太郎さんです。


初めて踊りの舞台を踏んだのが8歳、

72年の年月を踊りに捧げていらっしゃいました。


傘寿を祝う会では…

生え抜きのお弟子さんと特別出演の萬あきらさん、

賛助出演の若柳青さん、

総勢20人の皆さんが華やかに舞い踊ります。


演目は長唄、清元、義太夫に地唄ですが、

人間国宝の杵屋東成さんが名を連ねると言う

豪華な舞台。


その上、なんと!

一幕ごとにセットが変わると言う

見応えのある踊りの会です。


舞台の裏では囃し方の皆さんが…

そして舞台を立てるためには

何人もの大道具、小道具の皆さんが大活躍!!




客席からは見えないところで

大勢の方の力があってこそ!

素晴らしい舞台が出来るんだと言うことを

舞台裏に居て改めて実感しました。


私の楽屋もご用意頂き感無量♫

楽屋でご一緒した裏方さんから、

藤間さんの舞台は特別なのだ、と聞きました。


お弁当を配る時間まで、

スタッフや裏方さんの動きを把握した上で

一番適切な時に配ってくださる、

細やかな気配りの方だと。


流石!

そんなお心遣いを頂いたら

誰でも張り切ってお仕事しちゃいます。


いよいよ、

踊りの会が始まりました。


華やかな舞台の上では

お弟子さんの可愛らしいお嬢さんたちが

舞い踊ります。


まるでお人形さんのよう♫

舞台の袖から観ていて

思わず笑みが浮かんでしまいました。


学校の帰り道、この日のために

宿題を持ってお稽古場に通ったと言う子どもたち。


舞台の袖では

師匠の良太郎さんが

その踊る姿をずっと見守って下さっています。


良太郎さんは、

お弟子さん達に気持ちを重ねながら

ずっと一緒に舞っていらっしゃるようでした。

三部構成ですから、

午前中から始まり何時間もかけて

舞台は進んで行きます。


その全てに心を砕く良太郎さんのお姿、

優しい眼差しに…

思わず胸がじーんとしました。


何時間もお弟子さんと心を一つにして

それぞれの舞台を見守ることは

かなりの体力と精神力が必要だと思います。


オオトリは

良太郎さんの『清元 鳥さし』で大団円。

盛大な拍手で踊りの会は千秋楽を迎えました。



藤間良太郎さん、そしてお弟子さん達が

気持ちを合わせて届けた素晴らしい舞台。


温かい気持ちに支えられた会の

司会をさせて頂き、

本当に光栄で嬉しく思いました。


これまで数百を超える

様々なパーティーや祝う会、結婚式の司会を

させて頂きました。


その結果として実感するのは…


「パーティーを成功させるか否かは、

 主催者の方にかかっている。」と言うこと。


藤間さんは

朝から晩までひとときも休まず

皆さんに優しいお心遣いをし続け、

誰よりも大変な1日だったと思います。


にもかかわらず、

そんな疲れは微塵も見せず

最後まで笑顔、笑顔、笑顔!!!


プロの心意気を教えて頂いた1日になりました。

素晴らしい学びを有難うございました(o^^o)





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