そぼ降る雪の中、
京都は北野天満宮でのお茶会へ…。
折角だから、まずはお参り。
そこで、
とっても素敵な装束の外国の方を発見!
とても高貴な雰囲気を漂わせていらっしゃったので
ついお声がけしてしまいましたっ♫
聞けば
ナイジェリアの大学の学長さん。
ご一緒に写真を撮らせて頂きました。
素晴らしい笑顔で快諾いただき、
記念の写真に☆
ナイジェリアの民族衣装と
日本の着物。
コートを脱げば良かったと後悔しています(^◇^;)
それにしても
やっぱり雪の京都は素敵でした♫
家を出る時は降っていなかったのに
京都に着く頃から降り出し、
咲き始めた梅の枝が雪化粧されていました。
雪がふる中咲き誇る
梅の生命の輝きを感じる瞬間。
まさに厳しい寒さに耐えて、
いち早く花を咲かせる『梅』が
おめでたいものの象徴とされる所以です。
そもそも『梅』を含む『松竹梅』と言う言葉の元は、
歳寒三友と呼ばれる中国の画題が
平安時代に入ってきたのが始まりとされています。
冬の寒さが厳しい時期に
立派に緑を輝かせたり花を咲かせることから、
縁起の良い物の象徴となりました。
『松』
岩場や海岸沿いなど厳しい環境でも育ち、
常緑樹なので
冬になってもしっかりと青い葉を茂らせます。
樹齢も200年から450年と長いので、
長寿の象徴とされてきました。
年中青い葉を茂らせ生命力溢れる松の木は、
神様が地上に降りて来て宿る(休む)場所。
…とも考えられ、
神社に植えられることか多いようです。
「神を”待つ”」から『松』になったとも…
『竹』
地下に地下茎というものを張り巡らせて、
そこから新芽がどんどん生えて成長し
真っ直ぐ伸びる事から
子孫繁栄の象徴とされてきました。
まさに、
それぞれのおめでたい理由を実感できる
春を待つ、この時期。
素敵な日に
素晴らしい風情に出会えたことに
感謝したいです。