「天空の城」竹田城跡。
秋や春の良く晴れた朝に発生する濃い霧が
竹田城跡を取り囲み、
まるで雲海に浮かぶように見えることから
「天空の城」と呼ばれるようになりました。
兵庫県和田山にある竹田城跡は
我が家から車を飛ばせば1時間半で到着!
そんな竹田城跡の目の前に
国登録有形文化財、旧木村酒造場はあります。
旧木村酒造場は、
寛永2(1625)年頃から竹田で酒造りを始めた
老舗の造り酒屋でした。
現在の建物は
明治35年(1902年)頃建てられたそうです。
リノベーションした『EN』は、
歴史的建造物を後世に残しつつ
地元の町を盛り立てるサステナブルな経営を目指す
「NIPPONIA」のホテルです。
日本各地に点在する古民家を、
その土地で紡がれてきた歴史文化を伝える
希少な建物と捉え、
その歴史性を尊重しながら
ホテルやレストランとしてリノベーションして
再生させて行く取組みをしている「NIPPONIA」。
効率化が優先される現代社会の中で、
消えつつある古民家を起点に、
その地域ならではの食や生活文化をすくい取り
美しい郷として再生しているんです。
実は!
この季節は雲海が見えない上に平日だったので、
この宿に泊まるのは私たち2人だけ!!
ホテル全体が貸切状態♫
と言う贅沢ぶり。
その上、なんと!
ホテルの方のご厚意で、
お部屋を貴賓室にランクアップ!!
めちゃくちゃ豪華な滞在になりましたーっ♫
施設には
蔵を改造した大浴場やレストランもありますが、
何より、
ホテルからいつも竹田城跡が見えると言う
素晴らしいシチュエーション!!
周りをぶらぶらすると…
歴史あるお寺が立ち並ぶ素敵な街並みが。
流石、お酒を造るだけあって水が綺麗なので
水路が張り巡らされ、
そこには大きなコイがゆったりと泳いでいます。
しばし見惚れました。
夕食は、
旧木村酒造場の元発酵蔵であるレストランで。
窓からは、
ライトアップされた竹田城跡が
いつも見守っていてくれています。
ちょっと車を飛ばすだけで、
長い歴史の中で紡がれて来た
豊かな暮らしや文化に触れることが出来る。
昔ながらの…なつかしい、
それでいて、今の生活をしている私たちには…
ちょっと新しい日本の原風景は、
私たちのすぐ近くにあるのです。
ちょっと出かけてみませんか?

















